練習訓練して身につけたいコーチングスキル、相手が価値観を知る質問は、コーチングを学習していないと意識してできない質問
こんにちは。グラスルーツ高橋です。今回は弊社より発売中のコーチングカードについての紹介です。カードの目的は、ステップの体感と、質問の引き出しを知り練習、訓練により身につけることです。
そんな中で、普通の人がなかなかできない質問の相手が価値観を知る質問について紹介していきます。
相手が価値観を知る質問とは、こちらが質問することで、相手自身が考えて相手が自分で自分の価値観に気づけるようにする質問です。
◯価値観を確認する質問にはどんなものがある?
相手が価値観を知る質問には、例えば、
それのどんなところが、好きですか?嫌いですか?
何故、好きですか?
どんな経緯で好きになったのですか?
など、相手が自分の価値判断軸で判断した結果がわかるような内容です。簡単なことだと、好き、嫌いのようなものです。相手に気づいてもらうためには、好き、嫌いにとどまらず、もっと解像度を上げたり、そこに至る経緯を語ってもらうことがより重要になるはずです。
こうした細部を質問されることで、相手は自分の価値判断軸がどんなところにあるのかを辿っていく機会になります。
◯そも、そも、価値観を確認する質問を、相手に質問できないのはなぜか?
そもそも、このタイプの質問を普段の会話、特別に仲のよくもわるくもない相手とするためには、時間や機会が必要です。 普段、この質問をしている相手は多分、仲の良い知り合いや、仲良くなりたい知り合いなのではないてしょうか?
つまり、相手に興味を持たない限りはこの質問には至らないのが普通なのです。だから、できていないから良くないという話ではありません。
コーチングスキルは、相手が主体的に行動するためのコミュニケーションスキルです。つまり、特別に興味のない人であっても、ビジネスやその他目的のために、動いてもらいたい時にも活用することで効率的な活動が可能になるスキルです。
今、この質問ができないのは、当たり前。しかし、目的があるなら身につけることで、コミュニケーションが効率的になるという認識で取り組んでいただくとよいでしょう。
◯相手が価値観を知る質問を、より癖つけるためにできること
さて、実際にこの質問をより活用したいという考えに至ることができたら、癖づけするためにできることがいくつかありそうです。
1.できるだけ相手の良い部分に目を向ける
相手の良い部分に目をむけることで、相手のことをより好きになれたり、興味を持てるようになるかもしれません。
2.相手から盗みたい特徴を見つける
自分が相手の特徴を盗み、自分がよりよくなる。こんな視点で考えてみても、その過程で相手に興味を持てるようになるかもしれません。
3.たくさん利用する
先の2つとはアプローチが異なります。とにかく会話の中で利用する癖をつけるという意味です。こんな場合には、必ず聞くなどのルールを自分なりに決めて日々取り組むことが大切です。
例えば、営業さんなら、営業先で初めて話す相手には、この質問をすると決めてしまうのが良いでしょう。
いかがでしたか?
コーチングカードを活用をしながら、より細部をクローズアップして取り組むことでより効果がえられるかもしれませんね。ご興味いただけましたら、グラスルーツ株式会社高橋までお問合せください。
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