社内でできるビジネスゲーム制作のポイントは研修の制約をおさえる
こんにちは。グラスルーツ株式会社高橋です。今回は、研修で利用するビジネスゲームを社内で制作するポイントとして、研修そのものの制約を紹介していきます。
私がゲーム制作の支援をするときに、ヒアリングする項目は研修ゲームの目的だけでなく、その前後についても伺うようにしています。例えば、そのビジネスゲームは全体のうちのどんな位置づけで利用されるか? 仮に採用で利用するとしたら、どこで採用活動を行なっているか?などです。一見、ビジネスゲーム制作に関係なくみえますが、実際には多くの制約条件が生まれていることの方が多いです。
こうした制約条件が、ゲーム制作の後半で微修正で済む範囲で終われば良いのですが、制作の後半でゲーム性に関わっしまうとお客様が多くの時間を失ってしまいます。だからこそ、弊社では、制約条件を予め提示して、少しでも制作効率が良くなるよう努めています。
来るだけ同時におわらせたい
できるだけ同時にビジネスゲームを終わらせたいという気持ちです。この背景にあるのは、できるだけ手持ち無沙汰な時間をなくしてあげたいという気持ち(制約)です。普通、家庭で行うゲームであれば、ゲームで早くあがった人は、ぼーっとしたり、お菓子を食べる休憩タイムかもしれません。しかし、研修という学びの場においては、空いた時間は無駄な時間になってしまいます。
こうした制約がある場合の対応は、
①特定の1人があがりになっても続けられるゲーム性
にする
②全員で一斉にはじめて、一斉に終われる
などの対応によって回避できます。
出来るだけ平等に話せる機会が欲しい
これは目的にもよりますが、例えば、個別に話す機会を設けて、どんな話を聞きたいという選考する目的や、あとは平等に機会を与えたいという制約です。
基本的には、ルールの基に平等なのがゲームですが、ゲーム制作上、役割が偏ってしまうことがあるぼあにも、偏らない設計が求められるといえるでしょう。
持ち運びが便利、準備が楽なものが良い
便利で持ち運べるものが良いという制約です。
これは、ゲームをやる人に関係ない話ですが、企業が、活用するという視点ではとても大事です。
例えば、準備に時間がかかるタイプ、例えば、aさんには◯を、bさんには△を予め用意するゆうな設計は準備に、時間がかかります。これが、10チーム分ある場合、そのコストは膨大です。こんなときは、
①ランダムに並べれるだけの準備
②ゲームをする人が準備する仕組み
③ゲーム性の中に準備が含まれる
という3つくらいの出口がみえます。
どちらにしても、予めヒアリングをきちんとしてゲームをする人の制約、ゲームを提供する側の制約を分けて洗い出しておくだけでも、よりフィットするビジネスゲームになっていくと思います。
教育、採用で使えるビジネスゲーム制作はグラスルーツ(株)高橋までご連絡ください。
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