コンプライアンスグループディスカッションに使える3つの視点とビジネスゲーム
こんにちは。グラスルーツ株式会社の高橋です。弊社は、ビジネスゲーム、漫画、アニメを企業の教育や採用に活かす会社です。
今回は、ほとんどの企業で取り組まれているコンプライアンス教育のグループディスカッションテーマの具体的な視点や使えるツールについて紹介していきます。
また、グラスルーツ株式会社では、法令ときちんと向き合うために従来にはない視点で、企業の取り組みを支援しています。ディスカッションテーマとともに、その独自の視点についても紹介していきます。
この内容は以下の問題意識のある人におすすめです。
◯ディスカッションテーマを探している。
◯毎年似たテーマ、内容になりがちなので、同じテーマでも違った視点があるとなお良い。
◯自分達だけでは作りにくいような専門的な学習のあり方についても知りたい。
◯e-Learningで回答するだけではなく、より法律を守る意識を高める取り組みをしたい
グラスルーツ株式会社が独自の見方を提供する理由
グラスルーツ株式会社は、漫画やビジネスゲームを活用してコンプライアンスと向き合うツール制作やその運用をすることで企業の支援をしています。
これらの取り組みの中で、コンプライアンスにきちんと向き合うときに最も大切なことは、普段の何気ない行動や発言が最終的に誰の利益に繋がる考えや行動なのかを自問自答することと、自問自答するために前向きに行動について考えつづけるための仕組みです。
企業のガバナンスは、法令違反できないような監視の仕組みです。しかし、監視があってもコンプライアンス違反が起きるのは、個人の考えによるところが大きいからです。企業のコンプライアンス教育は監視から前向きな学習へと前進しなければいけないとグラスルーツ株式会社は考えています。
コンプライアンス研修にかけがちな3つの重要な視点
まずは企業の中で行うコンプライアンス研修に是非取り入れて欲しい3つの視点の紹介をします。コンプライアンス研修が単調になりがちなは、事例をグループディスカッションで考えさせ、回答は法令内容を示すのみで終わってしまいがちだからです。なぜ守れないか?や従業員のおかれている環境などが上手く反映されていないともいえるでしょう。
①仕事の立体感
コンプライアンス教育をするときに、今回は個人情報保護について、今回はハラスメントについてなど個別の事例をカテゴリー別に伝えることがほとんどなどではないでしょうか。
わかりやすく伝えるという点においては、わかりやすいといえますが、一方で欠けてしまう点があります。それは、実際には、仕事の中で同時並行に起きているという点です。
例えば、ハラスメントを意識しすぎるあまり、情報漏洩の意識にかけてしまうなど、複数の事案が一気に起きてしまう事例があると、仕事の立体感を伝えることに役立ちます。
個別のカテゴリー別にコンプライアンス教育を行う場合は、最後やまとめの事例、グループディスカッションのテーマとしても、仕事の立体感の感じられる事例がとてもおすすめです。
②短期利益と長期の利益
次は、短期利益と長期利益について検討可能な事例です。実際に法令違反をしてしまう場合のほとんどは、「短期的な自己の利益」を優先してしまうケースです。この対局にあるのは、「長期的な他人も含めた全体の利益」てす。
テーマ例が、法律に当てはまるか否かという考えは、間違いではないものの、より深く意識してもらうためには、何が法律を犯している要員なのかを深く理解してもらうことがとても大切です。
実は私達の日々の生活で、自己の利益を優先するケースはたくさんあります。
エスカレータの事例(全体の利益と個人の利益がわかる事例)
例えば、エスカレーターを走って昇る(降りる)ケースです。エスカレーターは、より多くを輸送するという観点からは、片側を空けるわけでもなく、両側に止まって乗ることが最も輸送効率が高くなることが証明されています。
それにもかかわらず、私達は、かた側を急いでいる人ように空けています。また、空いている側を急いで昇る人もでてきます。これらは、片側を空けるという風習や、早く自分が行きたいという自己の利益を優先しているために起きています。
このエスカレーターの事例は、法令違反にはなりませんが、このような自分利益を最優先する考え方の延長上に法令を違反してしまうケースがあるのが現実です。
その意味で、普段から、私たちの行動が、長期的な全体の利益になるかを考えていく必要があるはずてす。
③相手の立場を理解するには限界があること
3つめは、相手の立場を理解するには限界があることです。時にハラスメントなど、相手の感じ方で結果が変わってしまうものについては特に重要な視点といえます。
私たちは、相手の置かれている立場は想像することはできます。しかし、その想像は自分が知っていることの範囲でしか想像することはできません。つまり、相手の立場を想像することには、限界がありますし、場合によってはせっかく前向きに想像してとったはずの行動が相手にとっては良くない行動にうつってしまうことさえあるはずです。
その意味で、相手のことは想像してもわからないという前提をきちんと知ることが大切です。
ます、わからないことを自分で知ることができれば、次の行動はシンプルです。それは、聞くことです。
このように、考え方が変われば、次に取るべき行動がこれまでとは変わってくるはずです。
これらの考え方を、ビジネスゲームを使いながらデッスカッションできます。
今回ご紹介した3つの視点は、ビジネスゲームを活用するとより効果的にグループディスカッションが可能です。
36の具体事例が学べるビジネスゲーム「無法地帯」
このビジネスゲームは、36の具体事例を知ることができるビジネスゲームです。このビジネスゲーム後には、
◯複数の法令が関わるケースを自分の仕事の中で考える
などの、自分達で場面を考えるようなグループディスカッションが可能です。いつもなら、場面から法令を考えることがほとんどですが、ここでは複数の法令から場面を考えさせることができます。
組織の役割を認識するゲーム
組織の役割を認識するゲームは、一般には部課長ゲームとして有名なゲームです。グラスルーツ株式会社ではこのゲームを、役割を体験するゲームとしてして提供しています。
このゲームの最後には、以下を共有するのが良いでしょう。
◯各役割で感じたことをお互いに共有しましょう。
同じ役割を演じても、人によって感想や感じ方は異なります。この違いこそ、本来共有すべき他人との違いです。このような違いがわかると、いかに自分達が他人を知らないかに気づくことがてきるはずです。
ビジネスゲーム1社1箱無料プレゼント
今回ご紹介したビジネスゲームは、1社様1箱プレゼントしています。コンプライアンス教育でより質の高いグループディスカッションを実現したいお客様には大変おすすめです。
ぜひ、この機会にご活用ください。
すぐにプレゼントに応募したい方は、以下より希望の旨ご連絡ください。
いかがでしたか?今回は、グループディスカッションの質を高める3つの重要な視点についてご紹介しました。
グラスルーツ株式会社では、コンプライアンス教育の重要性を理解するお客様向けに、一歩進んだコンプライアンス教育のあり方やツール制作を提供しています。
ご興味ありましたらお気軽にグラスルーツ株式会社、高橋までご連絡ください。
グラスルーツ株式会社のサービス一覧は以下より。
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