4つの相互理解内容を使いわけてワークショップを行うことが効果的
こんにちは。グラスルーツ株式会社の高橋です。グラスルーツ株式会社は、ビジネスゲームや漫画やアニメを企業の教育や採用に活かす会社です。
今回は、お客様からもご要望の多い、相互理解を促すワークショップのご紹介やその中で使える相互理解の4つの内容についてお伝えできればと思います。
この記事は以下のようなことにお悩みの人に最適です。
◯相互理解を、市販のカードゲームなどを利用して推進しているが、より仕事に活かせそうな内容がないか悩んでいる。
◯相互理解をして、その後業務の中でどのように活かしていくかを考えさせるような内容がないか探している。
◯複数のビジネスゲームを活用して、体系的なチームビルディングの理解に繋げられるようにしたい。
相互理解はチームビルディングの要素の一部
相互理解は、チームビルディングの要素の一部です。相互理解を深めて、1つの目標を達成する、つまり仕事をすることが目標です。この意味では、相互理解の前提は他のチームビルディング要素も理解している必要があります。
チームビルディングの最低限の要素
①共同目標の設定
全員が追求すべき共通の目標です。これは、チームビルディングの中でも最も大切な要素といいえます。チーム目標がなければ、役割分担も相互理解も意味のないものになってしまいます。仕事でもゲームの中でも、目標やゴールは何かを常に意識しなければいけません。
②役割分担
次は役割分担です。目標をよりスピーディーに達成するためには、できれば自分が得意なフィールドで存分に発揮し、それが全体の利益なるような役割分担が理想的といえます。
その他、製造業にみられるように、プロセス毎に担当をしくことで作業を集中的に行うことでスピーディーに仕事をすすめることもできます。このような分担もチームビルディングの役割分担のに一部です。
③相互理解
次にくるのが、お互いの価値観を理解する相互理解です。相互理解の中にもいくつかのタイプがあります。相互理解理解といえば、相手のことを知ると一括りに語られがちですが、その中にもいくつかのタイプがあります。
グラスルーツ株式会社はビジネスゲームを作るから細かく考えられる
次に説明する相互理解の4つの内容は、もともと曖昧な相互理解という言葉をビジネスゲームを作るという観点から分解したものです。少し話はそれますが、ビジネスゲームを作る過程では、どのような体験するかという点がとても大切です。その体験を考えるには、相互理解という言葉が曖昧すぎるため、行動になるように分解、下位構造を言葉にする必要があります。この過程で生まれてきたのが次に説明する4つのタイプです。
相互理解理解の4つの内容
チームビルディングワークショップを行うときは、特にこの4つのどこを重点的に行っているかを考えながら行うことで、より効果的なチームビルディングにつながっていきます。
①相手の表面的な好みを知る
一つ目は、表面的な好みを知ることです。例えば、味の好みはこのタイプに属しています。例えば、ピーマンが嫌いや、お肉が好きなどの好みです。
このタイプの情報は、市販のカードゲームなどにでてきそうな質問のタイプで、業務に直接的に関係のないことがその特徴です。
しかし、全く意味がないとはいいきれません。それは、後ほど説明するラポールの形成時には意外な力を発揮することもあります。
②相手の志向性(考え方のベクトル)をしる
相手の志向性とは、考え方のベクトルを知るような相互理解内容です。例えば、あなたは新しい仕事を依頼された時に、過去の経験から似たような仕事を探してとり組みはじめるか、それとも、0から取り組み直すか?などの質問です。
これらの考え方のベクトルを知ることは一緒に仕事をするときに配慮すべき事項として役に立ちます。
③相手の実際の行動を知る
次は相手の実際の行動を知ることです。aもbも言葉で相手に問いかけをすることで引き出すことができる相互理解の質問です。しかし、これらの回答は本人がそうだと思い込んでいる回答がでてくるだけです。
実際の行動を見ると、言葉で答えたことと、やっていることに違いを感じることがあるかもしれません。このことは、当たり前のことですが、業務上では両方の側面を知っていないと的確に仕事を進めることができません。その意味で、言葉と行動を理解することがとても重要です。
④相手とのラポールの形成をする
最後は相手とのラポールの形成をすることです。相手を知るだけでは、一応の仕事はできてもチームが力を発揮するということにはなりません。お互いが理解し合い、かつ、信頼できる仲になる必要があるはずです。
ラポールを形成しるための基本的なコミュニケーションは、同調することから始まることがあります。それは、先ほど出たaにあるような一見仕事に関係のないことです。これらがたまたま自分の同じというだけで、少し親近感を覚えてしまうはずです。
仕事に必要な相互理解は、本来は業務の中でおこなわれる
相互理解の内容について4つを説明しましたが、これらが最もお互い感じとれるのは、実際の業務で共通の目標を持ったときです。それ以外の擬似的な相互理解にはどうしても限界があります。そのため、実際の業務への繋がりをどのように描くかをより具体的にした方がわかりやすく伝わるのではないでしょうか。
擬似的に行う相互理解ワークショップなら志向性やワークスタイルなどがわかるものがおすすめ!
相手の「価値観志向性を測る」ゲーム
まずは相手の価値観志向性を具体的にわかるようなワークショップがおすすめです。先ほどの分類の、aやdを意味のあるものにするためには、実際の仕事が必要になりがちです。しかし、これまでの経験の中からどのようなときに、どういう判断を、なぜしたかをお互いに確認し合うようなワークショップを行えば、仕事をするときに良い参考となるはずです。
グラスルーツ株式会社では、これらをワークショップの中でビジネスゲームとして実施しています。志向性を問う質問を数字で表していくタイプのゲームです。 単に志向性を知るだけでなく、ゲーム性を加えてお互いの志向性を理解していきます。
ワークスタイルを知るゲーム
次は、ワークスタイルを知るゲームです。ワークショップの中では、共同作業をするタイプのビジネスゲームを活用して、他人がどのような行動、発言をしたかをかみていきます。短時間での共同作業ですが、時間があるからこそ、素の自分の行動や発言がでてしまうのがゲームの良いところでもあります。
グラスルーツ株式会社では、ワークスタイルを知るゲームは、
「協力ゲームエッセンシャル」を開発し販売、レンタルも可能です。
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いかがでしたか? グラスルーツ株式会社は。ビジネスゲームを開発し、それをお客様のご要望に合わせた形でワークショップとしてお客様に提供、もしくはゲームだけの提供をしています。
ご興味ありましたらぜひグラスルーツ株式会社までお問い合わせください。
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