【企業向け対策】採用応募者の働くイメージが湧かないを解消する具体的な3つのポイントと方法
企業の人材育成や教育で利用する漫画は、
従業員が読む面白い漫画は、読みたくなる要素と読み進めたくなる要素で構成する
【従業員が読みたくなる、読み進める漫画】
人材育成、社内教育で漫画を利用する場合、
■ 従業員が読みたくなる要素(漫画を読む前にどのように読ませるか、読みたいと思えるという要素)
■ 読み進める要素(漫画を読み始めて、最後まで読めてしまう要素)
の2つが必要です。これは、教育漫画中心に展開する弊社ならではの考えですが、通常の週刊誌等の漫画と教材漫画は根本的に異なる部分があります。それは、企業向けの教材漫画では、みんなが読んでいるから読んでみたい、本屋で平積みになっているから読んでみたいという通常の動機形成ができないことです。それに代わる、従業員が読みたくなる要素を作らなければいけません。
また、単に伝えたいことが書いてあるだけの漫画では読み進めることができません。読み進めるための演出を予め考える必要があります。
このページでは、それらのいくつかを紹介します。
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【読みたくなる漫画の要素】
漫画教材を考えるときに、教材として活用するなら見てもらうまでの動線を考える必要があります。これが、読みたくなる漫画の要素とも言い換えられます。
弊社は、教育のプロフェッショナルですから、漫画制作のみならずその前後の確認や提案も大切だと考えています。以下は代表的なパターンです。
メールで配信する
(データ添付やurl)
メールに漫画データを添付して社内展開する場合です。このタイプの利用をするのは、常に携帯を持っていて携帯電話を見ることが多い業種や職種の従業員です。
例、社内にあまりいない営業担当者で会社やお客様からの連絡は常に携帯電話でチェックする。
冊子で提供する
冊子で提供する場合は、常に漫画冊子のある環境が近くにある業界、職種の従業員に向いています。また、書き込むなどの紙でしかできない何かを想定する場合にも有効です。
例、トラックドライバーは、車中で漫画を読むドライバーさんが昔から多く、年齢層も比較的高いため冊子の方が良い。
感情の動き
感情の動きとは、物語に必須な要素です。起承転結のある物語には感情の動きが伴います。物語とはそもそも感情の動きを伴うものです。
共感できる絵
弊社の場合、原作者が取材をする際に写真も数多く撮影します。会社の人が共感することを前提にすると、登場人物が自分達と同じ制服、同じ建物、同じ仕事の進め方をしているだけで、共感できるでしょう。
さらに、よく知った同僚や社長さんが出てきたら、もう自社の物語です
【読み進めるたくなる漫画の要素】
読み進めたくなる要素は、漫画の中身についてです。
人の感情を動かす物語やそれに見合った作画、同時に従業員の目を引く馴染みの風景などもその要素です。
【読み進めたくなる漫画の要素】
漫画家には大きく2種類の役割があります。一つは、作画をする人、一つは原作、物語を作る人です。このうち、弊社は両方を大切にしていますが、特に原作者の物語にこだわっています。物語の作り方は様々ですが、ほぼ全てのお客様で綿密な取材を行い、原作を作ります。原作にはネタが必要ですから、ネタを収集し、物語を作るのが原作者の役割てす。
教育的な視点で、何故重要かというと、物語を読み進める原動力が物語性だからです。
裏返すと、どれだけ作画が良くても物語がなければ、読み進めることはできなくなります。それはつまり、教育効果を得られないということです。
原作者が直接に取材
企業様の現場に、限られた時間でヒアリング取材を行います。
周囲を巻き込んだ
プロジェクト
〇漫画のネタを従業員から募集する
〇漫画の主人公に選ばれた人には似顔絵をプレゼントする
〇漫画の冒頭に懸賞をつけて何かを応募してもらう
共感できる絵
〇漫画では、事故に至る場面までを見せ、漫画を読んだ上で、座学でグループワークで答えを考える。
〇漫画では、コミュニケーションが上手くいかない事例を提示し、後日コミュニケーション訓練を導入する
〇次に漫画を作るとしたら、どんな漫画が良いかを皆で考える。
【ただの漫画では終わらない教育上の工夫】
漫画で得られる効果は大きいものがあります。しかし、それで終わらせるにはもったいない教育の機会だとも考えています。
漫画のあとに何をするとより効果的に社内教育が可能になるのかを常にご提案しています。